このレビューはネタバレを含みます▼
作者様買いですが、他の作品に比べてレビューが少なめなのと、評価が分かれているのでどうなんだろうと試し読みから購入しました。野菜農家の実家を伝っている灰慈と、イタリアと日本のハーフの心とのほのぼのBLです。ストーリー的には劇的な何かがある訳ではないですが、自分の中で印象に残ったのは名前のシーンでしょうか。灰になる(死ぬまで)なにかを慈しむっていう解釈をする心が素敵だなぁと思ったのと、また心も両親の影響から真っ直ぐで、自分の気持ちに正直なとろが魅力的。でも天然人たらしなので、それを真っ向から浴びた強面の灰慈がタジタジになってペースを乱されちゃうあたりはみどころです!加えて心は美人さんなんでそりゃもう最強(笑)お互いに惹かれ合っていながら、意外にも灰慈の方がウジウジ君。強面のくせに←まだ言う。葛藤しながら突き放しにかかりますが、心がストレートに気持ちをぶつけてくれたおかげで2人の距離も急接近。~からのエチもあっさりめですが、修正はうっすらトーンで形はわかります。あとがきにも先の展開があって満足でした!まぁ、2人ともかわいいのですよ!!可愛いと言えば、みんた先生の描かれる女の子って皆可愛い!!なんだろう、ゆるふわっな感じ?今回の灰慈の元カノも然り。名前も出てきてないけどw初めの感じ悪い印象から、灰慈がきっちりけじめをつける為に再度登場しますが、最後はいい子なんじゃんと思ってしまいました。女の子に対して誠実な灰慈も好きだし、何よりそうさせたのは心ですからね。大きな存在です。最後まで楽しめたので★5です!!