愛しているにもほどがある
」のレビュー

愛しているにもほどがある

中原一也/奈良千春

2作目:斑目の過去‥

ネタバレ
2022年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中原先生のエロオヤジ攻めが萌のど真ん中なので大はしゃぎしながら読みました。
今回も良かったなぁ。雄フェロモンがダダ漏れのジゴロ斑目が余裕綽々で坂下を可愛がるシーンは何度読んでも楽しくて。言葉で責める斑目に照れる坂下がお決まりのパターンですが、坂下も徐々に斑目に飼い慣らされていく様子がとってもいいです!そしてキャンディバーには大笑い。あーまじ最っ高。
今作では斑目の過去が多少明らかになり2人に容赦なく襲い掛かります。その過去とは斑目を心酔してやまない外科医の北原。この北原は結構な強者ですがラストまで読むと本当の敵は北原以上の曲者でした‥。
甘い考えに打ちひしがれる坂下は健在ですが、少しづつ逞しくなっていく様子も見てとれます。そして双葉の存在がここにきて要注目となってきたのも高ポイント!ラストで不穏な空気が色濃くなってきましたがLだけじゃない展開にますます目が離せなくなりました。(1作目「愛してないと云ってくれ」)
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