このレビューはネタバレを含みます▼
最初のうちは、想像した通りのシチュエーションだなと思いながら、読み続けていたら、実は姫之君には暗い過去が…その記憶を封印するために、大好きなお兄さんの記憶までも忘れてしまっていた。兄さんを思い出すと同時に過去の忌々しい記憶も、徐々に思い出してくる。夢にうなされ、過去の行為の記憶の副作用で、身体が疼くのをお兄さんが甲斐甲斐しく癒やしていく。そんな中、大学で過去に襲われた犯人の一人に遭遇…と中盤からは予想外の事が起きて一気に読んでしまいました。
もちろん最終的には姫之君とお兄さんは、ハッピーエンドで終わったんでスッキリしました。