欠けてく夫婦、すれ違う私たち
」のレビュー

欠けてく夫婦、すれ違う私たち

絵子くみ/千葉こころ

ハピエンなのにイライラ

ネタバレ
2022年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何が無理って、この夫婦、まるで思いやりがないよね?
相手に思いやりが持てないのに子供作ろうとしてる時点でおかしいでしょう。
呆れて読むのやめようかと思いました。が読んだよ、最後まで。

妊活に囚われ不安定な妻早苗に向き合わず夫柳二はシンママ友達恵理の元へしけこむ日々。そこで子供のパパ代わりの擬似家庭サービス、恵理はそんな柳二につけ込み子供をダシに奪おうと、早苗に「柳二には早苗とやり直す気持ちはない、」と吹き込み夫婦にいよいよ致命的な亀裂がはいります。
お互いに話し合い事実確認すればいいだけの話なんだけど、そこはタイトル通り、欠けてく、すれ違う夫婦なのでした。笑、いや笑い事じゃない、もう3巻4巻あたり胸が痛くなりました、なんでこんなに大事にしないのかしら?アホなのかしら?と。
妻は職場の店長から想われ求婚され赴任先へ誘われる。そこで焦った夫が汗かき新幹線のホームへ駆けつける、っていうなんなのこの三文芝居。いや、素直な気持ちに従ってやっと行動に移したわけですけれどこっちからしたら遅いんじゃ〜ボケー!となりますわな。店長の方がよーーーっぽど良かった。いい人じゃないですか、どうして当て馬の方がいいの?いつもいつも。はい、漫画です。

最後に早苗に謝った絵里だけれどなぜか上からでなんそれ??仲直りした早苗と柳二はコウノトリさん来るといいね、なんて言ってたけれど勝手にしくされ〜ボケー!っとなりました。
こんなストレスのかかる漫画も珍しい、けれど少しでも気になったら読んでみてほしいです。そして皆さんの感想を聞きたい!
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