魔女と猫
」のレビュー

魔女と猫

黒井よだか

上下巻くらいのボリュームで読みたかったデス

ネタバレ
2022年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★猫×魔女の逃亡記

★「死ぬんだな」と思ったとき、「まだ生きたいか?」と問われた男は、「分からない」と答えた…。

★『オメガの婿取り』(5/19までお得ですよ)に惚れ、こちらの単行本も待ちに待って発売日に読みました。カバーもプロローグもカッコいい。期待と相まった誘引力があります。けれど…読み進めるにつれて、熱した気持ちが徐々に冷静になり、読み終わったあとに残る不完全燃焼感。なーぜー?…と考えるに、話の内容とボリュームが見合ってないかな?と感じました。重厚な設定の割に、表面を撫でて終わってしまったような印象です。(アクションと肉体交渉は充実していますよ)続くのかな?と思いますので、そうであれば、今後、深堀りされていくかもしれませんね。ただ、現時点では、各々のバックグラウンドが説得力に欠けるな、と思いました。やはり1冊にまとめるには情報過多で…あえて、謎のままでもよかったかなぁ、と思う案件も。高評価ですので、私が求め過ぎですね汗。

★甘デレ描き下ろし、キャラ設定含めて237ページ。かなり練られたキャラたち。啓悟に移植された心臓の持ち主って、魔女狩りされたあの人?とか妄想膨らみまくっていますので、続編欲しいなぁ。

☆評価が本当に悩ましかったのですけれど、率直な気持ちでレビューを書きました。そうそう、修正が甘いですよね:D
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