今日からΩになりました。安里と波多野
」のレビュー

今日からΩになりました。安里と波多野

舞木サチ

β×遅発性Ω

ネタバレ
2022年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースに加えcpがβ×遅発性Ωということで、中々重く、葛藤など苦しみが多いですが、途中で絶対に読むことをやめないで欲しい。3巻の完結まで読み切って欲しい。心が救われますし、とてもスッキリと、読んでるこっちも幸せになれるほどのハピエンが待ってます。あ、涙無しでは読めませんのでティッシュもご用意忘れずに^^6年間β同士として交際し続けラブラブ度は高めの安里と透。そこでいきなり壁にぶち当たります。透の体に変化が。遅発性Ωの発症。遅発性Ωの症状は重く、苦しむことが多く、番を作ることを勧められます。最初はお互い離れるつもりはなかったですが、安里は透の体を救えないことから幸せの邪魔をしていると、透は自分の体のせいで安里に辛い顔をさせていると。両思いなのに婚約もしたばかりなのに、離れることに。よくαだと思われる安里が、自分が中身もαになれてないかと再検査に行くシーンは切ない。安里の、透意外を愛せるわけないというセリフ。透の安里以外の人を考えられないと、抑制剤(副作用が重い)を使わず、辛いヒートにも耐え、番を作らなくても過ごせる施設で療養を決め行ってしまう。この2人のお互いに対する愛はとても強く綺麗で。その後、施設に行ったことを知った、安里が透の不幸な部分ではなく、透が言ってた言葉(安里以外嫌だ)を思い出してよかった。施設では家族意外の接触は出来ないけれど周りの協力のおかげで、感動の再会を。そして再度プロポーズ。涙無しでは見れない感動のハピエンの決定的瞬間。そこからの透は、安心と幸せからくる涙が沢山あって見てるこっちが幸せです。でもまだまだ幸せは終わらない。なんと、透のお腹に安里との間に宿った命。可愛い子供が産まれます。とても幸せな光景が沢山3巻に詰まってます。1巻後半~2巻は辛く苦しかったですが、3巻に全て救われました。この2人の絆はとても強くもう離れることはないだろうな^^だって指輪にあなたの幸せがわたしの幸せと掘られているんだもの。大丈夫だね^^
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