犬猿の仲の次期侯爵と、成り行きで婚約してしまいました
ちろりん/冨月一乃
このレビューはネタバレを含みます▼
犬猿? ってわけではなかったですね。ヒロインとヒロインの兄とヒーローとは昔は仲が良い幼馴染みだったけれど、ヒロインの兄が亡くなってしまったことが原因で距離ができてしまった二人のお話でした。ヒーローは兄と約束したから自分のことを気にかけてくれているのだとヒロインが思い込んだまま結婚式を迎えますが、ヒーローは最初からヒロインのことが好きで。ヒーローはヒロインの兄との約束を守って自分の気持ちを5年間言わなかったけれど、ヒロインに誤解させたまま初夜を終わらせなかったのが良かった。ちゃんと、ずっと好きだったと打ち明けてからヒロインを抱いたヒーローには好感度大! 言葉を惜しまなくて良くなったヒーローのヒロイン溺愛度も素晴らしかった(笑) ヒロインが心を痛めないように、ヒロインを嵌めようとしていた輩をヒロインには内緒でバッサリ成敗しててスパダリ度も大でした(^^)
それにしてもなんで表紙のヒロインをあんな表情にしたのかな? もうちょっと違う感じが良かったんじゃ? と思いました(^^;
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