ツァイガルニクだった恋のお話





2022年5月21日
春音の照れにこちらも照れてジタバタしちゃった。もう何だよ、可愛いな!目新しい展開とか珍しい設定ではないけれど好きなことを大事にして生活する生き方がお話を豊かにしているかなぁと思います。春音がしゃれたニットデザイナーとかではなく祖父母から継いだ町の手芸屋さんで自分のペースで切り盛りしていくのが魅力的です。そして航輝の木工芸品も素敵だけどそれよりお料理が美味しそうなのがたまらない。焼き芋、みかん、どんぐり、こたつ、薪ストーブ。秋冬の楽しさ満載で羨ましい暮らしです。たった一度だけ出てくる「ツァイガルニク」という言葉。そうね、ずっとお互い心残りだっよね。互いの誤解がとけるところからの展開が早すぎるのがちょっともったいなかった気がしますがほっこりするお話でした。

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なつき さん
(女性/40代) 総レビュー数:0件