梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~
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梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~

榎戸鍵/冬乃郁也

泣けました

ネタバレ
2022年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルは惹かれませんでしたが高レビューなので読んでみて、、、泣きました。読んで良かった。主人公や取り巻く人達の心情や場面が丁寧に描かれていて、ストーリーに惹き込まれ一気読みどころか、何度も読み返しています。主人公リヒトの境遇が痛々しくて、色々諦めながらも人として必死に生きようとする姿に涙。恋人やその浮気相手、一族や父親など、どうしようもない人達との絡みは本当に辛い描写が続きます。痛々しい場面もあるので苦手な人は要注意。それでも、何気に酷い生い立ちの京介が、一途で優しくて、後半リヒトを想う気持ちに救われました。2人の幸せな今後を、もう少し読みたかったかな。
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