百日の薔薇
」のレビュー

百日の薔薇

稲荷家房之介

切なくてたまりません

2011年7月4日
美しく強い受けと彼を守るためだけに生きる攻め。

BL小説の挿し絵がどれも一級品で、画力が桁外れに素晴らしいのは知っていましたが、この作品は持ってなくてこちらで読んで感動して、即効コミックス買いました❗

ロシア第三帝国・平安朝・神話…様々なものを混ぜ、美しい独自の世界を造り上げています。

ナチ風軍服・主従(上官受け)だけでも萌え要素たっぷりなのに、BLと思えない壮大なお話と、2巻になってもまだすれ違うふたりの想いと立場。

3話目から美しくやらしーエロ🖤がありますが、消されてて判らなかった(最後までじゃないの?)のが、コミックス見たら…がっつりエロを描く先生ですね。

幼い頃の運命の出会いから、敵国の師団長であるタキのため、国も家族も人権さえも捨て騎士となったクラウス。

お互い狂おしいほど愛し合っているのに、特殊な立場ゆえ自分から求めることが許されないタキ。

こんな苦しくて切ないエロシーンありません😢

パック買い超おすすめ!
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!