このレビューはネタバレを含みます▼
169p、全表題作、描き下ろし、おまけマンガ×3p。
事故で亡くなった双子の姉夫婦の忘れ形見である、甥っ子。
祖父母と共に暮らしているが、祖父母に世界一周旅行が当たり、期間限定で一緒に暮らす事になる。甥っ子は両親の死後、なかなか言葉を発しない。仕事と子育てに突然、追われる事になるが、5年ぶりに再開した当時から自分の事を好きだという弟の様な彼に助けて貰いながら、奮闘する様、そしてだんだん近くなる想い。何もかも優しくて読んでいて気持ち良かったです。初めて読む作家様でしたが、次は「インサイドラテックス」に挑戦します。楽しみです。