このレビューはネタバレを含みます▼
鮫×人間BLの世界観がしっかりと描かれていて、
設定が斬新かつ新鮮で楽しい作品です。
お互いの民族の歴史、文化の違いが順を追って丁寧に描かれており分かりやすく、また、とても興味深いです。
身体能力が高く鮫化するミヤル族との土地争いを避ける為、毎年献上品を捧げることになったタンガタ族。
タンガタ族は元々男性しかおらず、最初のエチ時に女役をすることでメス化するという特殊な体質を持つ。
成人の儀(闘い)を経て、勝ったものはオスとして、負けたものはメスとしての役割を担う。
その中で一番弱いものが、ミヤル族への献上品となる。
…もう、面白い。好き!
NHKダーウィンが来た、かしらと思うw
お互い次期族長の器たるキャラクターで非常に魅力的に描かれています。
どちらもガチむちであるし、人格的にも自分だけでなく他者を思いやる気持ちで溢れています。
アヴェルは見目麗しく褐色肌で次期族長らしく育てられてきたにも関わらず、闘いに負けてしまいます。
その上トゥキリに抱かれメス化してしまったことから、責務を果たしたいと自ら献上品としてミヤル族へ渡ります。
ただの献上品として子を成すだけの人生かと思いきや、そこからのアヴェルの世界の拡がりは、見ているこちらにも感じられるほど広いものでした。
自分の民族内だけで生活を完結させてきた今までと違い、他民族との交流が盛んで、それぞれの得意分野に応じた役割分担がなされてイキイキとしているミヤル族。思っていた野蛮な民族などではなく、自分たちの前いくミヤル族から学ぼうとするアヴェルの姿勢がとても真摯。そして、両族の橋渡しになろうと奮闘するアヴェルが男前なこと!
一方のトゥキリは、初めからアヴェルを嫁として受け入れており日常的に愛情を注ぐ姿が非常に可愛いです。
いじけモードの尖り口がキュート♡
鮫化した体も綺麗で格好良い!
そして2人の始まりは今ではなく、
実は幼い頃に出逢っていたところから……
と情報過多になってしまったが、大事なことはネタバレだし書けず難しいw
受は褐色肌がエロく中身も男前。
攻は鮫化バージョンも楽しめる♡(tnk2本)
ガチむち苦手だけど、読めました!
って言うか、修正が邪魔!真っ白もったいない…もう少し何とかならんかったんかな。白線とか蛍とかさw
修正は何とかガンバってもらって、
続編も楽しみに待っております♡