このレビューはネタバレを含みます▼
ヤクザ屋さんの後継ぎの男前坊ちゃん・隆成くんと、そのお付きの美人な幼馴染み・綾乃くんのお話。ヤクザ屋さんのお仕事風景がちょろっとと刺青が出てきますが暴力など激しい表現はないのでほのぼの読めます。幼馴染みで同級生で親友で、主従で相棒で右腕で、恋人で、生涯の伴侶…関係のカタチを色々考えて悩んでお互いの“普通”の幸せに辿り着く二人が愛おしくて。綾乃くんに「俺の心臓でいて」と言った隆成くんが、左胸に綾乃くんのと同じ模様の刺青を内緒で入れたのが最高に尊みです。また、コミックの表紙と、最終話の扉絵が対になっているようなのが爆エモでした。お仕事は厳しい世界だろうけど、二人でいる時はこんな風に笑顔でいられるなら最高ですね。素敵に1冊でまとまってますが、できたらさらにその後の二人の続編も見てみたいです。
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