このレビューはネタバレを含みます▼
●読後感が良くて何作品も読ませていただいてる作者さんですが、本作が一番最初でした。年下大型わんこ攻×謎多き年上美人受、王道ですが好きなカップリング!わんこのおかげで明るく爽やかな気持ちで読めました。
●お屋敷の窓から姿を見せる美人なお兄さんに半年間想いを寄せていた実。占いのラッキーアイテムのおかげでお近付きになれて、あれよあれよと襲われえっちまで?!明朝、実が19歳ということが判明して、来月の誕生日まで「次は待て!おあずけ!」ということになったのでした。
●利嗣が実に手を出したのは軽い気持ちだったのかもしれないけど、だんだんわんこに惹かれていくんです。イトコの亮が「一石三鳥」と言ってたのがピッタリ。利嗣にとっては、かわいい大型犬で、身辺のお世話もしてくれる、カッコイイ恋人(予定)。
●もう実を好きになってしまってるのに「待て」って言った年上の体面を保つためなのか、よそよそしくなっていく利嗣。対等に扱われてない気がして実の方はモヤモヤ。肝心の誕生日になった瞬間すれ違ってしまう。とはいえ、亮のナイスアシストもあり、あっという間に仲直り&告白大会&「待て」してたえっちも解禁!で、甘々な誕生日になりましたけどね。
●二人とも我慢、我慢…って言いながらめちゃくちゃ惹かれ合ってるのが読者からは見えるので、きゅんきゅんします。わんこの首輪×フリルな下着の描き下ろしも良かったです…!にこにこして読み終えました。