えろにすんなり入るための設定がもう楽しい

作者さんがえろくて楽しいを主軸に考えた、大人のえろにすんなり導入するためのあれこれの設定の時点でもう楽しすぎるお話です。シチュエーションも様々でほんと楽しい1冊でした。ぷらすで、お話としても面白かったです。大人に見えて自分を否定して拗らせた土倉と恵まれた環境もあって自己肯定感が高く素直な吉井は対照的で、自己肯定感が高いからこその自分の価値を下げないさっぱりとした引きはまさに高潔で、土倉が自分を曝せなかったことにも納得がいきました。土倉は仲間だと思った相手は自分を変な人と思っているがそれを受け入れていて、土倉とは真反対の人。読ませにかかる後半の展開も面白く、読み返しにも発見がありました。吉井の男前な懐も性欲に素直なところも最高できゅんとしました。