魔導具師ダリヤはうつむかない～Dahliya Wilts No More～
住川惠/甘岸久弥/景
このレビューはネタバレを含みます▼
前世の記憶と婚約破棄された過去から、恋愛に疎い魔道具師の平民ヒロインと、麗し過ぎる容姿からストーカーどころか犯罪まがいのことまでされ、初恋すらなかった貴族のヒーローが、画期的な魔道具や魔剣を試行錯誤しながら、開発していく物語です。
開発過程は時に爆笑ものですが、貴族と平民の身分の差からの悲劇があり涙したり、両者の認識の違いなども面白く、作者様のワードチョイスの秀悦さが随所に滲み出ている、素敵な作品です。
何度も読み返してしまいますし、これからもずっと読み続けるつもりです。
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