DEADLOCK番外編
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DEADLOCK番外編

英田サキ

本編の幕間を埋める甘~い短編集✨✨

ネタバレ
2022年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画DEADLOCKを4冊読み、当然のことながら、即陥落。英田先生、こんなに堕ち易い落とし穴をお作りになられるとはもう天才( ;∀;) 漫画読み終わり、速やかに小説2~3巻に着手、ああ、寒気がするほどオモシロイ。その後外伝2冊を読み、クー――っっ、またしてもやられた、なんだこのイケメン達、愛しすぎる!!とのたうち回る。そして、これまたおぞましいほどにオモシロイSeason2を読み終わってから、番外編に着手、そしてコンプリート!!一周まわってから、漫画4冊分の原作小説もやっぱり読みたい!!とDEADLOCK1巻も読破!!ちなみにこの1巻、暴動時のディック脱獄直前のユウトとのラブシーン、漫画よりもたっぷりとページが割かれていて、やがて訪れる今生の別れをさらに切なく際立たせる演出となっているのです。もう涙が。さて、番外編についてのレビュー、もうこれは、本編に陥落した方、当然読むべしですよね、迷いなく。番外編1『STAY』のFall in love againの「記録的な速さ」には笑いが込み上げ、Never walk aloneではマンダリン男に空回りするディックがもうギャグ調だけど絶対イラストで見たいユウトの女装ダンサー姿( ;∀;)番外編2『AWAY』のWonder of love(ディック記憶喪失の巻)には涙そうそう。海岸線を走る車の中で涙を流すユウトの魂の叫びがもう読者の琴線に触れるのです。Lifetime of love(シモンのアポなし訪問の巻)でも涙が止まらない。終盤にシモンが繰り出す拷問がユウトとディックの感情を抉り、同じく読者をも巻き込む。最後はもちろんハピエンで二人の深い愛情を再確認できこちらも溜飲が下がるのですが、そこまでの扇情でKOされること間違いなし。英田先生、ここまでのめり込める素敵なストーリーを本当にありがとうございます!!
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