硝子の街にて
」のレビュー

硝子の街にて

柏枝真郷/茶屋町勝呂

全22巻完結

2022年5月28日
なぜか17巻までが1つのシリーズにまとまってて、それ以降の巻が単独扱いになってます。そのため最初シーモアで17巻までしか出てないのかと思いました。
ハンサムな金髪碧眼刑事シドニーと鈍感で自分の容姿に無自覚な美形日本人ノブの幼馴染みカップルのお話。
シドニーはノブの事を子供の頃から好きなのにノブは大人になっても気づかなくて2人が両想いになるまでが焦ったいんですが、鈍感なノブが無防備すぎてシドニーが焦ったり美形で男にモテモテなのに本人全く無自覚でシドニーが気を揉んだりしてる様子が読者としては面白くてニヤニヤしてしまいます。
シドニーがノブをとても大切にしてて、大切過ぎて手を出せないんじゃ無いかと思ったくらいです。
続き物で長いシリーズですがシドニーが刑事ということもあり一巻ごとに事件が起こり、それをノブのひらめきで無事解決していく展開が面白くてスカッとします。
挿絵も凄く良いです。
時代背景をリアルに描いてるので当時を思い出して懐かしく思い出します。
最後は遠恋になってちょっと寂しく感じたんですが、その後の話しを同人誌で出してるのを知り他社で購入して早速読んでみました。大人になっても相変わらずの仲良しぶりに幸せな気持ちになりました。
大好きなシリーズです。
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