このレビューはネタバレを含みます▼
最新4巻まで読了。
見た目が美人で仕事もできる女・前橋旭の恋愛ストーリーです。
お話の初めは、木更津とひとりでシているのを見せ合うという不思議な関係から始まりました。お互いのコンプレックスを払拭しあえ、感情が爆発するように求めあってすごく良い彼氏と彼女だな、と思っていたのですが4巻に入ってその辺急展開を迎えました。
旭の周りの人間模様がリアルで、恋愛が始まりそうで始まらない竜男との関係にドキドキしつつも、何も変わらないことに安心したりしていました。
私は圧倒的に竜男推し(勝者感が好き)だったので、4巻で竜男がやっと動いたかと思ったのですが木更津との恋愛がなかったら旭も部屋までついて行ってないかもと思うと、リハビリ必要だったのかなと思いました。
ほんと、女性のキャリアって積み上げるのが難しいですよね。結婚とか出産とかでパートナーに振り回されたり仕事を制限されたりするけど、会社はそんな悠長には待ってくれないし。
実家に顔見せに行ったらすぐ結婚の話されて、孫の顔みたいと言われてうんざりですよ。
まぁ、彼女連れて帰ったら結婚かなって思われるのもわかるけど、木更津の実家の時みたいにあんなズケズケ聞かれたらしんどいですよね。あの時の木更津は、圧倒的に旭の見方で、家族にも反論してたし旭にも謝っててカッコよかったです。
まぁ、元はと言えば、木更津の脳内お花畑が招いた結果なんですけどね。竜男ならこんな誤解を招くようなことはしなかっただろうし、連れて帰るならそれなりの根回しもしただろうなとか考えてしまったので…
4巻、いいところで終わったので続きが気になります。
竜男とうまく行ってほしいですが、木更津、タイトルにいるのに姿が消えてしまったので再会できると嬉しいです。