王道、素直なきゅんストーリー

ネタバレ

2022年5月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ ●わ〜…なんかきゅんとする…！同級生の真と鏡也が卒業後もなんだかんだ繋がってて、お互いに当時から特別感を抱いていたのにその正体が分からなくて、もやもやじれじれして、やば…これ恋じゃん…ってなるやつです。
●帯の「ドS美人」とかあらすじの「いじめっ子気質」とか、なんか違うと思いますが…高校の頃から口が悪くてツンな鏡也のことが、とても気になる真。持ち前の社交性とちょっとした鈍さでぐいぐい近付いていく。その気持ちが何なのか、まだ分かってない。
●鏡也も、そんな真になら気を許せるようになって、自分のことを話せて、姉家族にも会うきっかけももらって…辛いときに心から頼れる相手になって。真から渡された部屋の鍵を、大事に大事に持ってる。
●先に自覚したのは多分真で、ごまかしてきたのに寝ぼけてしてしまった二度目のキスで溢れてしまった。鏡也はこのキスで自覚したのかな…「なんでアイツ？！」みたいになってるの、かわいかったです。
●真が一人で悩んで、「鍵返して」と切り出したことでまた二人の関係は動いて…。溢れる気持ちをちゃんと伝え合って、心も身体も繋がる…まさに『鍵をあける』でした。本当にお互い“特別”なんです。ん〜良かった！
●同時刊行の『お隣さんに〜』は未読なのですが、描かれたのはあちらが先で、こちらが後？かな？？アキさんがどう描かれているのか気になりつつ不安もあり…割引されてるうちに購入しようか悩み中。（→読みました。2冊の関連について思うところはあちらで記述。）

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Nuco さん

(女性/50代) 総レビュー数：1424件

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