このレビューはネタバレを含みます▼
表題作を含めた3作品(3カップル)の短編集。表題作前後編、2作品目は2タイトルで、3作品目は作家とファンの話。どれも面白かったですが、特に良かったのは、2作品目の高校生の話を描いた「青春サイコロジー」とその2人が大学生になってからの「週末ブルーピロートーク」。92ページでは新田と一緒に泣いてしまった。誰も気にかける事のなかった新田の気持ちを近衛に指摘されてわかって貰えた事が読み手から見ても嬉しくて顔を涙でいっぱいにする新田が可愛くて、とっても良いシーンでした。必見です!