何気ない日常の大切さ





2022年6月1日
昭和9年というと戦前の穏やかな時期で、この頃の生活は現代から比べると圧倒的に不便だけれど、四季折々の情緒があふれていて、手間をかけなければいけない分"丁寧に"生活をしている、という印象です。
その印象そのままに、14歳の少女が日々当たり前のことをコツコツ積み重ねている日常が丁寧に描かれていて、便利な分"雑な"生活をしている自分には、何だかとても眩しく見えました。
職業婦人で優しい先生と、表情にはでないけれど新しい文化に素直に感動しているちいさな女中さんの絆が、とてもステキです。
その印象そのままに、14歳の少女が日々当たり前のことをコツコツ積み重ねている日常が丁寧に描かれていて、便利な分"雑な"生活をしている自分には、何だかとても眩しく見えました。
職業婦人で優しい先生と、表情にはでないけれど新しい文化に素直に感動しているちいさな女中さんの絆が、とてもステキです。

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ももとりゅう さん
(女性/60代~) 総レビュー数:0件