ドラッグレス・セックス 辰見と戌井
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ドラッグレス・セックス 辰見と戌井

エンゾウ

感無量

ネタバレ
2022年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前巻の最後に30代の幸せそうな2人を見て完璧なハッピーエンドを迎えたと思ってたのでまさかまた会えるとは思ってませんでした。今回は上下巻通して時系列が前後する短編集ですが、既刊をこれでもかと熟読してたので何の違和感もなく読み進められました。辰見の過去のトラウマ、恋愛感情に永遠なんてないことへの恐怖感から子供のように泣き喚きながら洗いざらい吐き出して戌井にすがりつく辰見の姿は涙腺直撃でした。今後もなんども読み返したいと思える最高の神作品です。
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