その先にあるもの【タテヨミ】
」のレビュー

その先にあるもの【タテヨミ】

ハリボ

色んな意味で落ち着かないBL

ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある日、不思議な夢を見た主人公・伊野泰己は
交通事故に遭い、体が他人とすり替わってしまった。
再び目が覚めてそこにいたのは
夢に出てきた名も知らぬ男性の姿をした自分だった。

夢に出てきた人物「一ノ瀬玲」としての人生を余儀なくされた主人公。
元の体は無事なのか、戻ることはできるのか。
不安を抱えつつも、一ノ瀬の境遇改善を図る中、
かつて自分を捨てて行方をくらませた幼馴染・三田との再会を果たす。
玲の兄弟・祥、三田、クラスメイト達…。
奇妙な縁が繋がっていくヒューマンドラマ。

設定や要所でのキャラの絡みや言動は良いんだけど
セリフをはじめ、作中の文章がいちいちおかしいせいで
いまいち内容に入っていけない。

どれもこれも登場人物たちのセリフがしばしば上から目線な言い回し、
加えて読み流せないほど文章がおかしくて、読み進めるほどイライラします。
三田祐真の容姿と変態ぶりが好み(溺愛系が好き)で
読み続けてはいるけど、絵柄も話し運びも不安定で結構しんどい。

1話1話は安価だけど、試し読みができない購入スタイルなので、
ジャケ買いできるほどこの先生の絵柄が好きな人以外にはお勧めしない。
わたしはピッコマと合わせて読みたい部分だけを逆算して購入しました。
やみくもに買わなくてよかったと思ったけど、
繰り返し読むこともないので、気が済んだ時点で熱が冷めるのも早かった。
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