高評価に納得のストーリー構成





2022年6月6日
最初から順番に読んで、最終巻で泣きました。互いに想い合うゆえの擦れ違いや、高梨の元々ノンケゆえの発言で無自覚に傷付ける展開、それに伴い自ら身を引こうとするチー。切ない。思い出のイルカのヌイグルミを必死に追い掛け抱き締め泣くチーに、こちらも泣いてしまいました。古谷さん(第二の父)が『どの面下げて戻るつもりだい?』と言ったシーンで、格好よすぎて悶えました。古谷さんはやはりパーフェクトラスボスw会社の人達や、親との関係、子供を持てない事、人生の選択でなくす存在と得る存在。その重さを自覚した上で選び取った2人の生活。優しいタッチで描かれる葛藤が切なくて、泣けて、素晴らしかったです。両片思いの擦れ違い大好きっ子からすると、切ない擦れ違いは大好物でした(ハッピーエンド前提ですがw)高梨が結婚しちゃうかもって噂話を聞いても、笑顔でいようとするチーが健気すぎて、全力疾走して抱き締めたくなりました。作中、高梨が可愛い可愛いとチーを表現してますが、本当に可愛いです。チーは仕事では男らしいのに要所要所でめちゃくちゃ可愛い!こんな要所要所で可愛いとこ見せてくる相手と離れられる訳ないですよ。別れても忘れられないし、一生引き摺るレベルの可愛さですよ…特に、ベッドの反対側からニュって顔を出したとき、あんなんされたら愛しすぎて離せません~可愛さの暴力。そして、間に挟まる四コマシリーズも大事!最後の四コマはぶっちゃけ高梨が羨ましくなりました。こんな可愛くて尽くしてくれて健気な伴侶とか、幸せ過ぎだろ~一生大事にしてやれよ!高梨!(会社の同僚の気分になるw)

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