このレビューはネタバレを含みます▼
◇冴えないおじさんと有名芸能人の運命的なBLファンタジー
◇高校の元同級生の東京再会モノ
どちらも押せ押せ陽キャ×ネガティブCP。
なわこさんの『海とベビースモーカー』内の「王子様」の話が好きで、その冴えないおじさんを思い出す主人公でした^^;
二話共、中編故の深みの物足りなさがあるものの
ラストの描き下ろしで上手くリンク出来た一冊。
1:表題作
人気絶頂人気俳優黒瀬×不幸体質の会社員白戸(37)の話。
ハンカチ一枚で超イケメンとluckyを釣り上げた冴えないおじさん(笑)イイなぁ〜羨ましい。37歳にしては枯れすぎ白戸さんでしたが、冴えないおじさんの困惑ぶりが良き◎
あとがきの〈わらしべ長者LOVE〉に笑いました(^^)v
2:「運命なんて言われても」
23歳同士の元同級生
大学院生 時崎×コンビニバイト篠田の話。
こちらは好きではない導入でしたが、DK時代言葉足らずだった二人の拗らせ具合が切なくて良かったです。