このレビューはネタバレを含みます▼
愛されなかった倖生が犬になることで、一つの愛に出逢えた。犬になるなんてごめんだったのに。そこは安心できる場所になった。轡田はそれは慎重に、細やかに倖生のことを気遣い、躾けて愛でる。回を重ねるごとに近づき深まる2人の距離。もう、ダメかと思ったのに。互いが彼しか欲しくないと渇望してる。依存かもしれないけれど、2人が良ければそれでいいし、ほかにはなにもいらない。2人の関係がだんだん深まる過程がとても丁寧で、のめり込むように読みました。すごく好き!
外でも牽制するようにキスを求める轡田が最高です!