このレビューはネタバレを含みます▼
著者の作品は、和風歴史ものが多かったけれど、
これは、19世紀、イタリアから移動して北欧に城を構えた、エトルリア人の物語。
キリスト教が異教徒狩りをした時代。
1-7巻まで読了。
エトルリア人のアイギス家は、蛇女神、メドゥーサの末裔。
メドゥーサの末裔に代々現れる魔力=邪眼を持つロビン。
ロビンの片目は、生まれつき白濁している。
でもロビンがメドゥーサの力を発揮するとき、白濁した目には渦巻が現れる。
その目で見つめられた者
ロビンの力が、人を苦しめることが無いように、
魔力の番人として傍に置かれたジュリアス。
ジュリアスの事を屋敷の者たちは、「生贄」と呼ぶ。
ジュリアスを無理やり抱いて、ジュリアスの目に花を置くロビン。
ジュリアスが見つめると、みんな、ジュリアスに引き寄せられてしまう。
色難が絶えないジュリアスが気の毒。
ロビンの父親は、メドゥーサの魔力を畏れて封じたい。
キリスト教の祭司となっって ロビンの父親は、
息子を異教の徒として処刑する権限を持とうとする。
、、これから一荒れする予感。