仮初め寵妃のプライド～皇宮に咲く花は未来を希う～ 連載版
環/タイガーアイ
このレビューはネタバレを含みます▼
第二皇子の弟を守るため、第一皇子アレクの愛妾になることを望んだヴィア。政治的な面から申し出を受け入れたアレク。
お互いのメリットのための関係だったはずだが、次第に愛し合う2人。しかし、情勢はどんどん2人を引き裂いてゆく、ついにヴィアは皇帝となったアレクのために皇宮を去ってしまう。大切な弟にも手紙で別れを告げただけで…ヴィアを手放すことが出来ず、出て行かせることになってしまったことをアレクは悔やむも、側に置いて幸せにしてやることもできないと、ヴィアを追わなかった。
お互いのために、ヴィアが本当に伝えたい言葉を飲み込むシーンは涙が出ました。
賢く、愛情深いヴィアが幸せになって欲しい。
アレクと幸せになってくれることを本当に願ってやみません。
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