このレビューはネタバレを含みます▼
少し前のセールで。早く読めばよかった〜。父親のDVに脅え蔑まれ下を向いて歩くしか無いハレカ。しかし秘密クラブのSMの最高女王ミヤとの出会いがハレカの生き方を一変する!
SMプレイのシーンで涙がボロボロ出たのは初めてです..。
女王様と奴隷の関係、打たれる痛みが持つ意味。
こんなに激しくMをいたぶってるのに、女王様〜あぁなんて慈悲深い...そんなふうに思ってしまう。(あれドMかな?)
身体が得る快楽以上に精神的に深い部分まで救い満たす女王様のプレイ。
SMの女王様が女王と言われる所以が分かりやすく描かれていて簡単に物語の中に入り込める。
その絶対的なミヤの存在感に痺れ、ミヤに見出されたハレカがどんどん救われ自分で立ち上がる姿にめちゃくちゃ感動します!
そんなハレカが最高女王を目指すお話、3巻の時点でまだこれからといったところ。
しかし既にその資質に気づき跪く者も…このシンデレラストーリー的展開がまた見ていて気持ちがいい!
一つ一つのエピソードにしっかり納得出来る言葉が用意されているのが好きです。
ハレカの原動力もその強さの元も、ミヤがハレカの手を取った理由も全部納得出来る力強いセリフが心に響きます。
これは最後まで見届けたい!面白い!!