傭兵の男が女神と呼ばれる世界
」のレビュー

傭兵の男が女神と呼ばれる世界

野原耳子/ビリー・バリバリー

素晴らしい作品です!

ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全3巻、数日かけて読み切りました。特に最後の3巻はおまけも含めて大ボリュームです。悲しい過去を持つ黒髪短髪の傭兵さんが、異世界召喚先の戦乱の世界で、美しい男たちや守護龍や神からさえも愛され、女神として戦いに身を投じ様々な困難の末世界を平和に導き、傭兵さん自身も幸福を手に入れていく、非常に読み応えのある作品でした。設定が良く練られていて世界観や、国同士や兄弟間の確執や、戦闘戦術シーン(主人公が傭兵のため戦争に精通していてめちゃくちゃ強い!)もとても面白く、先の展開がとにかく気になり、この数日すっかり寝不足になってしまいました(苦笑) BL部分も、黒髪の強い受けさんが好きな人には大ご褒美作品です。美しい従者や少年王様や部下にそりゃもう身も心も愛されまくります!地雷(リバや、何故か攻め同士がキスするとか)も一切無く、総受け状態です。しかも男性でも子供を宿せる設定って、夢のよう。安心して読める〜仕事で疲れたココロが癒される〜大好きな作品をまた見つける事が出来ました。……どうしてこの戦争が起きたのか、どうして彼が召喚されたのか、理由が分かった時は衝撃でした。本当に面白い、購入して読んで良かったと思える作品でした。
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