花葬りて、夜
」のレビュー

花葬りて、夜

市ヶ谷茅

サスペンスドラマっぽい

ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 173p、表題作と他短編、描き下ろし、あとがき、カバー下、番外編リーフレット2p。初読み作家様。華道の家元の死から始まる物語、サスペンスドラマを観ているかのような印象が強い。才能の前に現れる新たな才能。嫉妬もあるでしょうがその才能の特別さは特別な人でなければ理解できない。認め合える存在なのに人生の幕引きが呆気ない、得てしてそういうものなのか。最後はこちらの想像力に任せられた終わり方。
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