このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ最新作、改めて今までのシリーズ全部一気に読み返してからの読後感は、一言では表せないものでした。さすが、シリーズ集大成。一味も二味も違う。完結編、というんでしょうか。全ての伏線がここにつながっていたんだなと思いました。
それぞれ闇の部分も含め色んなところで繋がる人たちのお話、単なる複数カップルのスピンオフお話ではなかったんですね。
でも、最後に読んだせいか、このカップルが1番好きかな、と思いました。(イチロ×くぜ君カップルも好きです)
一番大物だったのは、眞利さんなのかもしれないですね。傷ついた過去があるからこそ優しげな雰囲気に隠された芯の強さと懐の広さ、賢さとしたたかさ、そして最後にみせた子供のような純粋さ。ラスボス感溢れる大物感。こう言う受、大好きです。年下攻めも大好物なので。眞利さんの紡がれるセリフに、セルゲイと一緒にいちいち骨抜きになりました。初々しいカップルのような二人、そして今まで登場してきたカップル達や登場上人物の支え合う姿や生きて行く姿を見てほっこり嬉しくなりました。シリーズこれで終わりなのでしょうか。もっと読んでいたいです。
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