王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います
狭山ひびき/硝音あや
このレビューはネタバレを含みます▼
お話自体はさらっと読めました。
文書も読みやすく、全体的にまとまっていたと思います。
ただ、他の方もレビューされていましたが、アランが改心するきっかけが弱く納得しづらい。
あと、国王夫妻の賭けについても理由づけが個人的に謎。
娘を得て有力貴族との関係を強めたいとかって言う理由もなく、ただ娘が欲しいだけなら、物語の最後でもありましたが孫に、期待すれば良かったのでは。
オリヴィアの賢さ云々も割と唐突感があって、なんかモヤモヤが残りました。
当たり障りなく程々にまとめましたっていうのが正直な感想でしょうか。
文章は上手いほうだと思いますので、お話やキャラに厚みが出ればいいかと思います。
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