右手に見えますのが、俺の彼氏でございます
」のレビュー

右手に見えますのが、俺の彼氏でございます

内海ロング

どこ切り取っても“陽”のオーラ

ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●好きな作者さん!複数拝読してますが、いつも読後感が良いのです。本作も“陽”というか“光属性”というか、ずっとニコニコ明るい気持ちで読めました。
●ひとえに宮田が明るい!序盤のイメージはチャラい&軽いんですけど、基本マジメだし前向きで、最初は顔だけがドストライクだった彰吾にどんどんハマってく様子に、なんだかこちらも応援したくなる。彰吾に乗せられて仕事に本気出しちゃうところや、想い溢れちゃって改めて告白するシーンはホント好きです!
●一方の彰吾がこれまたぽやぽやしてて、かと思えば性に貪欲で、そのくせ恋愛は苦手で、かわいい人でした。京都弁もイイ〜!ずっと好きになられるばかりで好きになることを知らなかった彰吾が、宮田に対してぐるぐる悩んじゃうのですが、それをまた宮田が優しく包容するのも素敵。彰吾さんはノンケだから…って、すごく気遣いしてあげてる。でも最後は彰吾の方が一念発起して「こいつは俺の!」ってアピールしに行くの、カッコよかったです!(←受です)
●実質160Pくらいで短めですが、ずっと幸せな気持ちで読めるので満足度高いです!えっちも愛おしさにあふれてるし、顔圧対決とかゆり子の呪いとか楽しい。描き下ろしは『たのしいセッ クスライフ(1)』1ページ。…(2)はどちらにありますかっ??(3)は?!明るくハッピーな1冊でした!オススメしたいです!
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