[poor] (プア) ゼラニウムの誘惑
」のレビュー

[poor] (プア) ゼラニウムの誘惑

郷田マモラ

切なくて美しい

ネタバレ
2022年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっと性的な表現が苦手な絵だなと思ったんですが、レビューの高さが気になって1巻を頑張って読んでみたらグイグイと話に引き込まれて最後まで一気によんでしまいました。LGBTの問題にも触れていて、すごく考えさせられました。また、どうして新吾さんがあそこまで必死に殺人犯を匿うのか、増子の何度も繰り返す満たされない整形の理由など、最後で全て判明する見事な伏線回収!鳥肌が立ちました。2人の最期は、殺人犯なのに、美しいとしか思えず涙…。さらに最後の最後で胡桃沢の少し不穏な動きで余韻を残しつつ、本当に映画1本観たような読後感でした。他の作品も読んでみようと思いました!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!