ペテン伯爵の囲われ姫 ―大正ヲトメ恋術指南―
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ペテン伯爵の囲われ姫 ―大正ヲトメ恋術指南―

春宮ぱんだ

紅葉の言葉遣いが酷過ぎ

ネタバレ
2022年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵は綺麗だし、柊一郎はカッコいい。でも紅葉の言葉遣いが酷すぎるし、暴力的すぎるし、直情径行なところがどうしても好きになれなかった。あと、所々大正っぽくない。なぜ紅葉の袴が脛丸見えで短いのか。婚約披露パーティーの紅葉のドレスも背中丸見えで大正っぽくないデザインだった。あと、柊一郎が結婚もしてないのに紅葉を道場で手篭めにしたり、婚約中に同居して何度もセッ○スしたり、八重がヤ○マンなのに東吾もそんな八重を受け入れたりしてるのは、TL漫画だからそういう場面が必要だとしても、当時の貞操観念に合わなくて違和感あった。結婚できないのに海外赴任に連れて行ったら妾になるって恐れてるのに柊一郎は紅葉に結婚前に手を出すってのにも共感できなかった。そんなに紅葉のことが大事なら、当時の貞操観念からは特に結婚前に手を出さないのが普通では?紅葉が誘拐されて吉原に売られたのに、柊一郎がその計画にのって紅葉を吉原に匿って嘘の身請けしたのもおかしい。吉原在籍歴があったら宮内大臣に結婚を認められなくなることぐらい、柊一郎だったらわかってたはず。道場のお隣の後家さんが外で塀のそばで水浴びだか入浴だかするのもおかしい。最後の密航?も今みたいに観光ビザで簡単に渡航できるわけがない。いくら漫画でも色々おかしく感じられて楽しめなかった。
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