このレビューはネタバレを含みます▼
【小説レビュー】表紙のイメージから勝手に健気系の受けかと思いきや、意外と文句言ってるしキーキー系の受けでびっくりしました。浮気金持ち貴族攻め×攻めに見出された歌姫受けの攻めザマァもの。攻めザマァものですが、同作者の『ラプンツェル〜』ほどのカタルシスはなし。攻めの縋りが足りない!もっと受けに縋って情けなく泣き喚いて欲しかった笑。
受けの性格が、よくBLの当て馬にされるような受けというか、小さくて可愛らしくて…でも自分の可愛さを知ってるからブーブー文句垂れる系…みたいなタイプであんまり好きになれなかったです。終始暗いし。でもやっぱり先生の作品は面白く、最後まで読ませる力があります。星3.5くらい。