このレビューはネタバレを含みます▼
自分あるいはパートナーがもし、同じ病になったらと考えさせられました…。
考えるきっかけをくれたこの作品に感謝したいです。
若年性アルツハイマーによる残酷な事実を、夫婦で受け止め、最後まで寄り添う選択をできるかどうかはご家庭によると思います。
私が同じ問題に直面したら、不安で、ショックで、すぐにでも話してしまうだろうと思うと、主人公の女性は本当に強く感じます。
勇気のある決断をされていて、とても綺麗に見えました。
また、旦那さまが中盤で伝えた、自分との記憶が欠けていく奥さまを新しく好きになりたいという考え方も、愛を感じてとても好きです。
二人がどうか、幸せに一生を過ごせますように…。