オオカミ様と甘い契り～獣欲に抱き尽くされる溺愛初夜
高山千
このレビューはネタバレを含みます▼
行き場のない、喰らわれる宿命のマツを救ったのは、同じエンビの娘を慕っていたマカミでした。マカミはマツに八重を重ねていたんでしょうか。八重を救えなかった未練がマカミをモノノケにさせたのかなあ。最後は互いに、救いの存在になり、共に、と望みあっていてとても切なかったです。マツの言葉に涙をこぼしたマカミ。救えなかった八重の分も、マツを守り続けていくんでしょうね。
これで完結、ということなんでしょうか。短いけれど、すけべも激しくて読み応えありました。読む時は背後注意です。
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