落果のα王【電子限定特典マンガ付き】
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落果のα王【電子限定特典マンガ付き】

中村まきの

んー思いのほかえっち多め

ネタバレ
2022年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●表紙の褐色ダイナマイトボディ美人に惹かれて手に取りました。総248Pの大ボリュームですが、思いのほか…えっちが多めでストーリーはやや物足りない感じでした。
●個人的に、そのえっちの描写が…いえ、描写自体は好きなんですけど、普段の二人とのギャップ?ズレ?慶介はわんこかと思いきや執着S攻に変貌するし、高潔なライはΩに変性したとはいえ語尾にハートが飛ぶような喘ぎ方で…んー…ちょっと違和感。
●ライが運命を嫌う事情もあまりピンとこなくて…。運命に選ばれなくて捨てられた人たちをハレムに置くことで救っていたとのこと。優しい人なのは分かる。自分だけがのうのうと運命に身を任せるのは嫌なんだよね。でもそんなに強い動機になるだろうか…。慶介が運命の相手じゃない設定の方が納得できたかも?(いつかどちらかが運命を見つけて破綻するのを恐れるだろうから。)
●「運命を愛情と勘違いしてるんじゃないのか?」というのはオメガバースでは定番ですが、慶介はライをずっと一途に好きで、好きで…「これが嘘なら何が本当なのか」とぶつかっていくのは素敵でした。(ライこそ運命に絆されたような気がしてならない…)
●高校生が護衛バイト?突然飛行機に飛び乗ったり??学校どうなってんの…とか、ちょいちょい気になる。いろんな違和感が重なって、読むのにちょっとずつつっかえる感じでした。すみません。
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