【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール
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【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール

竹宮惠子

竹宮惠子青春記

2022年7月3日
自伝というには薄く、彼女の最も苦しくも、輝いていた数年の記録がメイン。
面白いのは出会う前から彼女達は作品を通じて知り合っていたという事。音叉の様なモノだったのだろうか、近づき過ぎたのかも知れない二人の共同生活。しかし、それが無ければ幾多の出会いも、濃密な関係も築けなかった様にも思う。
この一冊で消化不良を起こされる方には萩尾望都著「一度きりの大泉の話」をお薦めする。アンサー本とみて間違いないでしょう。
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