やっぱりバースからは逃れられない…





2022年7月5日
ベータと偽るオメガとアルファが突発的に番となり、自分たちのバースを見つめ直すお話でした。
オメガというバースを厭わしく思い、番になればフェロモンが他人には無効になるという思惑で大河に噛んでもらった沙里ですが、番になったことで新たな問題もあり、バースを隠しているままでは幸せになれないことに気付きます。
一方、大河もアルファであることを隠していたために起きた事故でしたが、番になった沙里に対して真剣に向き合い、アルファとして沙里を守る、支える覚悟が芽生えます。
二人とも真面目で純情で、お互いへのリスペクトや愛情が感じられてとても清々しい読後感です。当て馬とまではいきませんが、もやっとさせる登場人物が何人か出てきて、ストーリーも一話ごとに読みごたえがありました。
【2024.10.14追記→】久しぶりに読み返しました。以前は、ストーリーとしては読みごたえがあったけど、すんなり行きすぎた展開に星4を付けていましたが、今回はそれも含めて良かったな、と思えたので、星5にしました。幸せで前向きな展開だけのオメガバースがあってもいいよね!って。
やはりオメガバースって、悩んでなんぼ、虐げられてなんぼなところがあります(笑)以前読んだときにはそれを避けるような展開に物足りなさを感じたんだと思います。でも2人の心の強さというか、性差や本能に抗いつつもそれを受け入れる潔さに感動したのも事実で、今回はそれをより強く感じました。
オメガというバースを厭わしく思い、番になればフェロモンが他人には無効になるという思惑で大河に噛んでもらった沙里ですが、番になったことで新たな問題もあり、バースを隠しているままでは幸せになれないことに気付きます。
一方、大河もアルファであることを隠していたために起きた事故でしたが、番になった沙里に対して真剣に向き合い、アルファとして沙里を守る、支える覚悟が芽生えます。
二人とも真面目で純情で、お互いへのリスペクトや愛情が感じられてとても清々しい読後感です。当て馬とまではいきませんが、もやっとさせる登場人物が何人か出てきて、ストーリーも一話ごとに読みごたえがありました。
【2024.10.14追記→】久しぶりに読み返しました。以前は、ストーリーとしては読みごたえがあったけど、すんなり行きすぎた展開に星4を付けていましたが、今回はそれも含めて良かったな、と思えたので、星5にしました。幸せで前向きな展開だけのオメガバースがあってもいいよね!って。
やはりオメガバースって、悩んでなんぼ、虐げられてなんぼなところがあります(笑)以前読んだときにはそれを避けるような展開に物足りなさを感じたんだと思います。でも2人の心の強さというか、性差や本能に抗いつつもそれを受け入れる潔さに感動したのも事実で、今回はそれをより強く感じました。

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Nuco さん
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