はぐれ銀狼と修道士
」のレビュー

はぐれ銀狼と修道士

栗城偲/夏河シオリ

単なるファンタジーだけではなかった

2022年7月5日
謂わばどちらも無垢な人狼と人間の出逢いと救い?人間の大人の凄く嫌なところと、人間の子どもの未来への期待がある。そして、このページ数にシリルの側、グリアムの側がそれぞれに救いと、愛があった。前半の里の部分は胸糞の悪くなることもあった。後半の港町での新たな出発もオリバーが絡んで、ある意味、雨降ってな感じで、これからの2人の明るい未来に安堵した。BLの世界だけでは収まらない読み応えが、良かったです。
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