ひとりで夜は越えられない
」のレビュー

ひとりで夜は越えられない

松基羊

ときめきと苦しみに胸が忙しい!

ネタバレ
2022年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦後米日の複雑な関係の中の恋物語。征四郎に一目ぼれした米兵ジムと、そんな恋心を飛び石にメリケンへ行こうとしていた征四郎。図太そうな征四郎ですが、戦争の影響で暗所を恐れ夜は一人で眠れません。
二人で過ごす日々が増えていくうちに、互いを深く知る事となり、心と体(4巻時点で触り抜きあい。スッといかない所がまたリアル・・・)も近づいていきます。
が、二人の関係は家族も巻き込み、4巻前半ではじんわり愛ありでエッティだな!と盛り上がって読んでいたら、終盤苦しい展開で次巻へ・・・。
表情の描き方が素敵で、キスシーンも大人な色っぽさに溢れています。メンズラブというのかな、美しい。
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