このレビューはネタバレを含みます▼
今年の舞台で推しが吉田役をやるというので、映画版しか観てなかったのでちゃんと原作を読んでおこうと思いました。水城さんの作品は元々好きなんですが、軽めにはじまってなかなかキツい展開になるイメージなので、ちょっと読み始めるには毎回勇気が要ります。今作も途中から本当に考えることが多くて、重かったり辛かったりしましたが、私の頭の中にも吉田たちがいて会議してることあるなって思いました。毎日会議して、失敗したり泣いたり成功してホッとしたり。最後、そうなるのか…と思わないでもなかったけど、でも救われた気もしました。あなたのことは好きだけど、あなたといる自分は好きじゃない…すごくわかります。
願わくばこれから、いちこがずっと自分を好きでいられますように。