Two sides of the same coin
西本ろう
このレビューはネタバレを含みます▼
腹違い兄弟コウとゆうじ二人の話は切なかったです。
下衆親父のやりたい放題し放題で成り立ってる人生が凄いと思ってしまった。
好きな女(コウの母)を精神病院送りにし更に息子を犯して金を渡す。
胸糞なお父さん、不倫、DV、近親相カン、倫理観も罪悪感も無い、こんな人が警察のお偉いさん、やったもん勝ち、人生勝組。
なんの罪も無いコウとゆうじがその分の負を請負う形になってしまって本当に可哀相、二人には幸せになって欲しい。
どんなに幸せになっても父親から受けた傷は一生消えない、下衆父に躾けられたコウの身体は下衆父の様なセ○クスを求めてしまうそれが凄く悲しい。
二人の思いが通じた後のエッチが公衆トイレだったのが凄く残念でした。
二人共生まれて初めて安心出来る相手と心穏やかに居られる場所を得られて本当に良かった。
新居に越すまで二人は何処でどうしてたんでしょ。
後書きの二人のその後は漫画で見たかったです、ゆうじは自力で大学ってめちゃめちゃ大変そう奨学金は無理だし夜間か通信かな。
コウが最初の頃より可愛くてゆうじが逞しくなってこの二人をもっと見ていたい。
あと何もかも全てを知ってる長野先輩が気になる。
最後の方で下衆父がコウの母親の写真を大事そうにしていたのが気持ち悪かった、どうしても親父が気になってしまう。
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