と或る主従の恋のはなし【電子限定おまけ付き】
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と或る主従の恋のはなし【電子限定おまけ付き】

有木映子

ファンタジーとくくってしまえば違和感なし

ネタバレ
2022年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代背景は現代でいいとして、場所設定は日本?でも攻めの名前はユノとだけで姓は?と疑問点が浮かんでしまいます。
私の見落しならば申し訳ありません。

ユノは体面上、真咲の妹の萌の子供の父親替わりとなったんだから、5年間同居している間に父親のことを聞く権利はあったと思うし、彼女は自分が何かあった時のために手紙に書きおいても良かったと思う。

爺の威厳が強かった真城家ですが、亡くなったくらいで屋敷から居住を移すほどに毛嫌いする真城家の主らはこの屋敷に勤めていた従者のことは考えなかったのかも疑問。
トップにいる人間は自分の傘下に何人の人間が家庭をつくり生活しているかを考えないとならないのに、主(あるじ)のわがままでそこに従事していたものの職場を放棄させていいものかと考えてしまう。

そこまで考えないで、BLはファンタジーとくくって読めば主従BLで素敵なストーリーです。
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