人生とは…





2022年7月13日
明治から昭和への香りが深いお話でした。華族がまだいた頃の時代、身分違いの恋は叶わず、妾やら妾腹やら、色恋は芳醇な時代でしたね。お話はメインの家族の旦那さまと女中のお話ですが、それに関わる婚約者のお嬢さんやら、その家の書生さん、のちの側付きのお医者様のお話やら、時代が許さない恋のお話満載でした。せつなく、儚く、そして強く、思いは時代を超え、身分を超えて最終的に遂げられます。一番好きなのは、恋が叶った、キヨの息子の話。次は、切ない祝子様の話です。絵が丁寧で、好感が持て、時代に合っているな~と思いました。令和的な絵ではない。エチは激しめでした。オススメです!

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ゆり さん
(女性/50代) 総レビュー数:3件