ユレカ
」のレビュー

ユレカ

黒沢要

ちょっと難しかったです

ネタバレ
2022年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吸血鬼の半魔 ステファン(ステフ)×吸血鬼の亜種 シュクレイ(シュク)
一読して、設定が多くて分かりづらいなー(理解力が乏しいので)と思ってレビューを読んでもう一度読みました。レビューでいろいろ教えていただいたのですが、eureka(ユレカ)の意味について、見つけた!あった!分かった!など何かを発見したことを喜ぶときに使われるギリシャ語に由来する感嘆詞 だというのがわかって、なるほどと腑に落ちました。よって立つところがなかったステフとシュクが過去と向き合い、これから先どうするかを見つけたというか、そもそも出会ったこと自体がユレカなのでしょうか。途中の少年の話がなんか深いのですよね。前に進むために見届けたいものがあったというのが。全体的にクールな感じで、ほんのり温かみのあるラストでした。もう1人のステファンはどうなるのかなってちょっと思いました。彼については謎なので続編描いていただけたらなって思います。エロ描写はないですが、察せるところがあってよかったです。
2015年4月 総264ページ カバー下あり エロ描写なし
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